【2025年春】自宅でできる黄砂対策5選

はじめに

黄砂の飛散が非常に多い予報が出ています。
鼻水ズルズル、目がカユカユ、咳が止まらない…そんな不快症状を防ぐために、耳鼻咽喉科の立場から、家でできる黄砂対策をお伝えします。

自宅でできる黄砂対策5選

黄砂は、特に風の強い日・天気の良い日中は、飛散量が多くなります。
黄砂情報をチェックして黄砂対策をしっかり行っておきましょう。

① 外出はなるべく控える

黄砂は目や鼻、喉の粘膜に強く影響します。
鼻水・くしゃみ・咳・喉の違和感が出やすくなり、風邪に似た症状を引き起こすことも。
特に小さなお子さんの外遊びは控えましょう。

② 窓の開閉は極力開けないようにしましょう。

暖かく、天気がよいと窓をあけて換気をしたくなる時期ですが、我慢しましょう。

③ 洗濯物や布団は部屋干しに

外干しをすると、黄砂が繊維にびっしり付着します。
これが室内に入り、鼻炎や喘息の悪化につながることも。
室内干しや浴室乾燥機を上手に活用しましょう。

④ 外出時はマスク+帰宅後のうがいを忘れずに

マスクをすることで、黄砂粒子の吸引を大幅に減らせます。
花粉症じゃなくても黄砂の影響は侮れません。
帰宅後はうがい・洗顔・鼻うがいなどで体内への侵入をブロックしましょう。

⑤ つらい症状は放置せず、早めに耳鼻咽喉科へ

  • 鼻水が黄色っぽい(鼻水、鼻詰まり、くしゃみ)
  • のどに違和感、声が枯れる
  • 咳、たん

そんなときは、気管支炎や副鼻腔炎に進行する前に早めに耳鼻咽喉科にご相談ください。
当院でも黄砂やアレルギー関連の診察も行っていますので、お気軽にご来院ください。

まとめ

春の心地よさとは裏腹に、黄砂は健康に影響を及ぼします。
正しい対策をして、家族みんなで快適な春を過ごしましょう。